自律神経のバランスを整える行動「日光浴」

自律神経のバランスが乱れると、頭痛や耳鳴り、めまいの症状が起こりかねません。起床後30分までに15〜30分散歩などを行なって日光浴をしましょう。自律神経のバランスを整えて、体調管理を行いましょう。自律神経のバランスを整える方法はたくさんあります。その1つが日光浴です。セロトニンが分泌され、幸せな気持ちになれます。

朝日をしっかり浴びることで、幸せホルモン「セロトニン」が放出されます。
セロトニンは、ストレスに対して効能のある脳内物質です。
セロトニンが不足すると、慢性的なストレスや疲労、イライラ感、意欲低下、不眠といった不調症状が出始めます。
セロトニン欠乏状態は三叉神経を刺激して、偏頭痛(片頭痛)の原因になると言われています。
頭痛持ちさんは普段からセロトニンを増やす行動を意識して過ごしてみてください。

日光を浴びると脳内で神経伝達物質の「セロトニン」が分泌されます。
日照時間が少ない冬場は特に意識して日の光を浴びる時間を増やすことをおすすめします。

タイミングとしては、起床後30分までに15〜30分ほど太陽の光を浴びるとより効果が高いと言われています。
朝の忙しい時間帯に30分も日光浴なんてできない方もいらっしゃいますよね。
5分浴びるだけでも効果はあるみたいですから、5分早起きしてみませんか。

太陽の光を浴びることで睡眠を司どるホルモン「メラトニン」の分泌が収まり、体内時計がリセットされます。
「体内時計」がしっかり働くと、睡眠と覚醒のリズムを整えることもできます。
朝は副交感神経から交感神経へと切り替えわるタイミングなので、朝日を浴びて徐々に交感神経を優位に調節してあげましょう。

朝起きたらすぐにカーテンを開けて朝日を浴びるのも効果的です。
カーテンは光を通すものの方がおすすめ。
ベランダやお庭に出て日光浴するのもいいですね。

自律神経は自分でコントロールすることができません。
自律神経は、呼吸や消化など、内臓器官の機能などに関わっています。
「心臓を止めよう」と思っても止まりませんし、「脈拍をはやめよう」と思っても速くなりませんよね。
自律神経は「血液を流す」「食べ物を消化する」など生きていくために必要な働きをコントロールしてくれる神経です。

自律神経は2種類に分けられます。
「交感神経」
・興奮
・気管を広げる
・心拍数あげる
・血管が収縮する
・血圧上昇
・胃腸の働きを抑制する  など

活発に活動するときに働くのが交感神経です。
自動車に当てはめると、アクセルの働きをします。
不安たストレス、緊張で急激に活性化します。
0.5秒で反応すると言われています。

「副交感神経」
・リラックス
・気管を狭くする
・心拍数を下げる
・血管が拡張する
・血圧低下
・胃腸の働きが活発化   など

リラックスするときに働くのが副交感神経です。
自動車に当てはめると、ブレーキの働きをします。
副交感神経が活性化するには5分も時間がかかると言われています。

アクセルの働きをする「交感神経」とブレーキの働きをする「副交感神経」。
この2つの神経が整った状態であれば、アクセルを踏めば軽快に加速します。
ブレーキを踏めばしっかり止まります。

交感神経のバランスが乱れて、どちらかが一方的に優位になると、それぞれの役割が果たせなくなります。

交感神経が優位な状態が続くと、ブレーキのきかない車でアクセルを踏んでいるのと同じです。ずっと加速しているので疲れます。
副交感神経が優位な状態が続くと、いくらアクセルを踏んでも加速しません。やる気が出ない状態です。

ストレス過多の現代人。子供も昔と比べものにならないくらいストレスにさらされています。ストレス過多の人は交感神経が優位になる自律神経の乱れが多いです。

悩みやストレス、緊張や興奮、疲労、不規則な生活、栄養やホルモンバランスの乱れなどが原因となります。

ストレスは避けたいところですが、全くストレスを感じない状態が続いても、自律神経のバランスは乱れます。無気力になるようなことが続いたら、副交感神経が優位になっている可能性があります。

自律神経の乱れは自覚なしに起こることがほとんどだと言われています。
日頃から、自律神経のバランスを整える行動を意識して、心がけておきましょう。

自律神経のバランスを整える行動はたくさんあります。
一度に全部を行おうとすると、かえって疲れてしまします。
いろんな方法を知り、できそうなこと、やってみたいな〜って思ったことから始めてみてください。
飽きたり、効果を感じないときは他の方法を試してみれば良いと思います。

「頑張りすぎない」「長く続ける」が大事だと思います。
みなさんの日常が少しでも過ごしやすくなりますように🍀

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