偏頭痛(片頭痛)とは、頭の片側やこめかみにズキンズキンガンガンした痛みが心臓の拍動とともに走る痛みの症状が多いです。特に女性に多く、日本に約840万人いると言われています。
目の奥に痛みを訴える人、匂いに反応して頭痛になる人、光を見ると頭痛になる人(疝気暗転)、人混みに反応する人、階段昇降など日常的な動作で頭痛が酷くなったり、発生しやすいタイプも様々ですし、痛みが続く時間も4〜72時間と言われていて、月の頭痛回数や痛みの度合いは人それぞれ様々です。
月に1回でも発症すると辛いですが、毎日吐いて寝込む方もいます。
頭痛の時期は数時間で過ぎさり急に楽になったり、痛みで数日寝込むかたもいらっしゃいます。
運動したりお風呂に入ったりして血流が良くなると悪化する人が多いです。医療では「原因不明の症状」と言われていますが、何らかの刺激が三叉神経の刺激につながったり、血管の炎症や拡張につながって悪化する説が有力です。
偏頭痛が起こる前には、目の前がチカチカする、目が回るなどの前兆が現れることがあります。20〜40代の女性に多くみられ、月経時やその前後に発症するケースも多くみられます。偏頭痛はまさに三叉神経沿いにしっかり痛みが出ます。